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heima

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お気に入りの十首(平和也さん)

平和也さんの御歌からお気に入りを選んでみました。

008:深   お互いに深い付き合いするほどの手がかりもなく目さえ合わせず
029:座   座布団を人に盗られた腹いせか犬にパンチを食らわせる猫
033:滝   山道を分け入るほどにいやまさる冷気に滝の近づくを知る
043:輝   生徒らに目の輝きがないことをさばの目と呼ぶ数学教師
059:貝   乗客がみな貝となる車内での揉め事あれば泣き面に蜂
075:溶   玉葱の溶けたものなら有り難く頂戴したく存じ候
086:片   この冬も間もなく過ぎていくわけで片袖口のほころび隠す
094:担   次くれば担々麺と思いつつ醤油をたのむ初めての店
097:尾   へそ曲がりゆえに尻尾も曲がるとはつねづね猫を見てのたわごと
100:先   このごろは女性専用車なわけでごぶさたしてる先頭車両
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by ken_1997 | 2012-03-13 06:15 | 題詠(鑑賞)